室内でも育てられる植物を紹介します!

苔のこと 観葉植物のこと
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室内でも植物は育てられる!

室内の植物

植物は太陽の光だけでなく、蛍光灯でも光合成は可能です。そのため、植物の種類によっては、室内の明るさでも育てられる植物が存在します。

蛍光灯などの人工的な光は、日光に比べると光合成の効率は劣りますが、もともと日陰を好む植物耐陰性[たいいんせい]のある植物(日陰でも耐えられる植物)なら、部屋でも十分に育てることが可能です。

「日光が入ってこない家だから…」といって、諦めることはありません。自分の部屋に合った植物を選ぶことで、生活の場に緑を取り入れることは可能なのです。

苔なら日陰でも元気に育つ!

もともと日陰に生息して元気に育っているなら、室内でも問題なく育てることが可能です。

一時期ブームにもなった苔は、小さな鉢に植えて苔盆栽にしたり、他の植物を植え込んだ苔玉にしたりするのが一般的な楽しみ方でした。

しかし、最近では自然の風景を容器の中に切り取ったようなテラリウムなどでも苔が注目を集めているため、苔人気はまだまだ健在といえるかもしれません。

また、苔の種類によっては、コンクリートの上でも元気に育つような強健なものもありますので、部屋に気軽に緑を取り入れたいという方には非常におすすめです。

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苔の中には一見小さな草木に見えるような苔もあるため、ミニチュアの森のような苔テラリウムを作ってみるのも楽しいですよ!

耐陰性のある観葉植物も室内における!

観葉植物はどんな種類でも「室内で育てられる」という印象の強い植物です。しかし、その中でも特に日陰に強い品種を選ぶと、部屋の中でも安定して育てることができます。

例えば、見た目の綺麗なモンステラやシェフレラも、耐陰性に優れた観葉植物です。部屋に置きやすいだけでなく、見た目も重視できるのは観葉植物の大きなメリットと言えるでしょう。

他にも、観葉植物のサイズには小さなものから大きなものまで存在するため、多様性があるという点もメリットの一つです。部屋のワンポイントのアクセントとして小さな植物を飾ったり、大きな植物一つで部屋の印象をガラッと変えたりすることもできます。

特に、部屋をお洒落なカフェ風にするときには観葉植物が大活躍しますので、部屋の雰囲気と合わせて考えてみるのも面白いかもしれません。

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観葉植物は、可愛い印象を与えるものから、シックで大人な印象を与えるものまであるため、インテリアとして使いやすいという魅力があります!

多肉植物や盆栽も室内における?

多肉植物や盆栽は、日光を好むものが多いです。しかし、丈夫な種類も多いため、工夫次第では部屋に飾れる場合があります。

例えば、通勤・通学の前にベランダに出しておき、会社から返ってきたら室内に入れるという方法です。これなら植物は十分に日光を取り込みながら部屋に飾ることができます。

ただ、「毎日の出し入れが面倒…」という場合は、1~2日おきのローテーションをつくるのも良いでしょう。

育てている植物を、室内に入れておくものと屋外に出しておくものに分け、1~2日おきに屋内・屋外を入れ替えることで、常に室内で植物を楽しむことができます。

そのように管理する場合は、ある程度の耐陰性も必要になってきますが、植物の種類と管理方法を間違わなければ、室内でも育てることができるのです。

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多肉植物や盆栽は日光が当たる場所で育てるのがベストですが、魅力的な多肉植物の寄せ植えミニ盆栽などは部屋に置きたくなりますね。

最終手段はLEDライト!

植物は蛍光灯などの人工的な光でも光合成は可能です。しかし、日光に比べると効率は悪くなるため、十分な時間、光が当てられていないと植物は弱ってしまいます。

これは単に日光のほうが明るいという問題ではなく、太陽の光と蛍光灯の光に含まれる、光の色(波長)が異なるためにでてくる問題なのです。

光は多くの色を含んでいる

太陽の光も蛍光灯の光も、人の目には同じような光に見えますが、これらの光は多くの色が合わさってできており、光を構成している色が大きく異なります。

太陽の光は、幅広い色がどの色も強く含まれているのですが、蛍光灯の光は強い色と弱い色があり、色の強さがまばらで偏りがあります。

この光の中にある色のムラが、光合成の効率に大きく影響しているのです。

植物が効率よく光合成できる色とは

植物の多くは、青色の光(波長が420~470nmの光)と、赤色の光(波長が640~690nmの光)で、効率よく光合成を行うことができます。

これらの光はそれぞれに効果が異なり、青色の光には植物の葉や茎を丈夫にする効果、赤色の光には植物を大きくする効果があるといわれています。

つまり、十分な光合成を行うためには、十分な強さの青色と赤色の光が必要となりますが、蛍光灯の光ではムラができてしまい、必要な色が十分でない場合があるため、光合成が不十分になってしまうということです。

それでは、青色と赤色の光さえ当てていれば良いのか、というと、そうでもありません。じつは、植物の種類によって一番効率の良い波長は異なるため、やはり、偏りのある光だけでは完璧とは言えないのです。

そのため、植物を室内で元気よく育てたいという場合には、日光のように様々な色をムラなく発することができるライトが望ましいということになります。

植物育成LEDライト(全スペクトル)

室内で植物を育てることができる植物育成用のLEDライトを通販サイトで見てみると、やはり、青色と赤色(紫色)のライトが多いです。

しかし、よく探してみると、日光のように380nm~780nmまでの光を十分に含む光(全スペクトル)を発することができるLEDライトがありました。

「植物育成ライト 2019最新版 Joywell ledライト 育苗ライト 45W 88個LED電球」です。

支柱が自由に曲げられる光源が2つついており、価格も2000円程度なので、とてもお手頃です。

もし、「部屋で植物を育てたくても日照が足りない…」という場合は、ぜひ植物育成LEDライト(全スペクトル)を試してみてください。

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青と赤のライトには更に安いものもあるようですが、前述の通り、光合成の効率が落ちるだけでなく、植物が紫色に照らされてしまうことになるため、室内に「飾る」という観点からは大きなマイナスポイントかもしれません。

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